ミライアート展に行ってきました。
名古屋の矢場町にあるナディアパーク3階で開催された
クリスチャン・ラッセンさんおよび村上隆さんと世界でも著名な現役画家二方による展示でした。
初見でしたが、
ラッセンさんは装飾の目立つマリンアートやディズニーキャラクター
村上隆さんはドラえもん
と、有名なジャンルとの関わりや分かりやすい表現があり
芸術に関心が薄い人でも興味を引きつけやすい作品でした。
展覧会とはいうものの、ショールームみたいな部分もあり、
作品名に値段も付いているものもありました。
スタッフからも熱心に話しかけられましたが、
巧みな言葉を使ってきていました。
分割払いまで持ちかけられましたけど、丁寧にお断りしました。
芸術作品は、入場料を払ってひたすら観覧、必要あればガイドを活用というイメージでしたが、
車や不動産みたいにスタッフが積極的に販売を持ちかけるのも一つのスタイルと感じましたね。
安く大人数に売るか、高く少ない顧客を掴むか。
最も、これまで見てきた芸術作品は故人がほとんどだったので、現役の場合は作品を売ってなんぼなのかもしれませんね。
話術と芸術知識が試されますが。もっとも、知らない人に上手いこと売れればそれでいいのでしょうけど。
ただ、こういう展示会で買った作品を転売する悪徳業者もいるようです。
芸術作品に泥を塗る行為は慎むべきですが、商売にするとこういうリスクがあるのでしょうね。
生前に評価されないのは惜しいと感じる部分はありますが、
評価されることで商売上の問題を本人が知ることになるのも辛いですね。
